写真家 森川 昇が14年にわたって撮り続けてきた
千鳥ヶ淵の豊かな表情

2026年3月17日発行
発行所:DIAMOND HEADS
ブックデザイン:DIAMOND HEADS
A4変型判(260×230mm)202ページ
糸綴りスイス装仕立て フランス表紙

価格 7,700円(税込)

2026年3月17日(火)発売

写真家 森川 昇が千代田区一番町に住んでいた14年のあいだ、毎朝千鳥ヶ淵を中心にした皇居の周りを散歩し、撮り続けてきた写真。
土、光、水、風、草、木、花、虫…。日ごとに季節ごとに違うその姿を森川はファインダーで捉え、生きている一瞬を切りとる。都心とは思えない自然の豊かな表情が心を揺さぶる。

月の満ち欠けにあわせた和暦(旧暦)は、睦月からはじまり、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月、霜月、師走へとつづく。
この写真集では和暦に沿って、千鳥ヶ淵の二十四節気の姿を伝える。いにしえの日本人が愛でた風景を、21世紀の東京の中心で見る。私たちはその奇跡を目の当たりにする。

森川 昇 コメント

千代田区一番町に住んでいた 14 年のあいだ、千鳥ヶ淵を中心にした皇居の周りを散歩することが日課になり、季節ごとに移ろう風景にシャッターを押してきた。土、光、水、風、草、木、花、昆虫や微生物、人間を含めた動物。それらが都心の環境で協調し、循環している。私は地球上の生命の尊さに目を奪われた。

そうするうちに、日本人の自然に対する畏敬に思いを馳せるようになり、月と太陽とシンクロして一年を過ごす和暦(旧暦)が私のカレンダーになった。宇宙のリズムで暮らし、地球の自然の中で生かされていることに感謝する。それはとりもなおさず私たちの国が大切にしてきた自然観であり、文化なのだと思う。

この 14 年のあいだに、季節も環境も変化してきた。しかし千鳥ヶ淵の自然はいつまでも変わらずにあってほしいと思う。私が撮影した一枚一枚の写真には、その願いがこめられている。

森川 昇
写真家。1957年石川県金沢市生まれ。
1980年代中頃、東京での活動がヴォーグ誌からの仕事依頼に繋がり、写真家として世界に認められる。茶道の影響を受けながら、華道家や美術愛好家達との交流により日常におけるわびとさびの本質である軽みや調和をテーマに作品を手掛けるようになる。

写真展開催のおしらせ

2026年4月20日(月)から同年4月25日(土)まで南青山のギャラリー5610 で写真展を開催します。
オリジナルプリントの迫力ある写真をご覧いただけます。

日時:2026年4月20日(月)〜 4月25日(土)
11:00-18:00(日祝休)
※20日(月)は13時から、25日(土)は16時まで

場所:ギャラリー5610
東京都港区南青山 5-6-10 5610番館
入場無料 / 予約不要